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平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午後II 過去問・解説

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ/RISS)令和-1年度春期午後II試験の過去問です。記述式の過去問をWeb上で演習し、入力した答案をAIがその場で採点。模範解答と判定の根拠まで確認できます。

大問1 マルウェア解析とCSIRTのインシデント対応(配点50点)

問1 マルウェアの解析に関する次の記述を読んで,設問1〜6に答えよ。 R社は,インターネット上でショッピングモール(以下,ECサイトという)を運営する,従業員数3,000名の企業である。ECサイトの総店舗数は5,000店,会員数は300,000名である。 〔R社のネットワーク構成と組織〕 R社のネットワーク構成を図1に,ネットワーク機器と役割を表1に示す。R社内では無線LANを使用していない…

設問

  • 図2中の下線①について,該当する情報を,解答群の中から全て選び,記号で答えよ。
  • 表3,表6及び本文中の a ,表3中の b に入れる適切な字句を答えよ。
  • 本文中の下線②について,発行する証明書において,サブジェクトのコモンネームには,どのサーバの何を組み込むべきか。15字以内で答えよ。
  • 本文中の下線②について,発行した証明書と対応する秘密鍵を組み込むべきサーバの名称を,図5の機器から選び,答えよ。
  • 図5の解析環境を正常に動作させるためには,図5中の解析用プロキシサーバ上で特別な設定を行う必要がある。その設定内容を,45字以内で述べよ。
  • 本文中の下線③について,どのような方法があるか。40字以内で述べよ。
  • 図7の(5)について,検知が著しく難しい理由を,60字以内で述べよ。
  • 表5中の c に入れる適切な字句を,20字以内で述べよ。
  • 表5中の d に入れる適切な措置を,新規にソフトウェアや機器を調達しない前提で,30字以内で述べよ。
  • 表5中の e に入れる適切な字句を,10字以内で答えよ。
  • 本文中の下線④について,どのような点が異なっていたか。30字以内で述べよ。
  • 本文中の f に入れる適切な機器名称を,表1中の機器から選び,答えよ。
  • 本文中の下線⑤について,どのような場合に感染の可能性があったと判断するか。55字以内で具体的に述べよ。
  • 本文中の下線⑥について,実施するタイミングを見直す必要がある作業とは何か。20字以内で述べよ。
  • 本文中の下線⑦について,どのような対応をすべきか。25字以内で具体的に述べよ。
  • 本文中の g に入れる適切な内容を,40字以内で述べよ。

大問2 マルウェア感染を契機とした社内システム対策強化(配点50点)

問2 社内システムの情報セキュリティ対策強化に関する次の記述を読んで,設問1〜5に答えよ。 A社は,従業員数500名の金属加工会社である。A社では,電子メール(以下,メールという)の送受信,Webの閲覧,及びWebサーバによる情報公開にインターネットを利用している…

設問

  • A社のサーバについて答えよ。表2中の a に入れる適切な字句を,英字で答えよ。
  • 表2中及び表4中の b ,表4中,表5中及び表7中の d に入れる適切な字句を,解答群の中から選び,記号で答えよ。
  • 表3中の c に入れる適切な字句を,図1中の構成要素から選び,答えよ。
  • マルウェア感染と調査について答えよ。本文中の e に入れる適切な字句を,図1中の構成要素から選び,答えよ。また,本文中の f に入れる抽出条件を,30字以内で述べよ。
  • 本文中の g に入れる適切な字句を,図1中の構成要素から選び,答えよ。また,本文中の h に入れる抽出条件を,25字以内で述べよ。
  • 本文中の下線①について,外部DNSサーバと内部DNSサーバのDNS問合せに関する設定変更の内容を,それぞれ35字以内で述べよ。
  • 本文中の i に入れる抽出条件を,30字以内で述べよ。
  • ウイルス対策の強化の検討について答えよ。本文中の下線②について,注意点とは何か。20字以内で述べよ。
  • 本文中の下線③について,調査及び対処の着手の早期化を期待してウイルス対策集中管理ソフトを導入する場合,A社がウイルス対策集中管理ソフトに求める機能はどのようなものか。40字以内で述べよ。
  • 表7中の j に入れる適切な字句を,図1中の構成要素から選び,答えよ。
  • 本文中の下線④について,P氏が提案したセキュリティ強化案を,35字以内で具体的に述べよ。

この回の出題傾向と学習ポイント

平成29年度春期の午後IIは、ECサイト運営企業でのマルウェア解析とCSIRT対応、金属加工会社の社内システム対策強化の2問からの選択制です。どちらもマルウェア感染を軸としており、問1は解析・封じ込めの実務、問2はメール・DNS・ウイルス対策といった基盤運用の見直しへ展開する回です。

問1 マルウェア解析とCSIRTのインシデント対応

プロキシサーバのログで見つかった不審なHTTPS通信を手がかりに、プライベートCAの証明書を使った解析環境の構築、デバッガによる解析、応急措置、感染経路の特定、事後評価までインシデント対応の全工程を追う大問です。発行する証明書のコモンネームに何を組み込むか、検知が著しく難しい理由の60字記述など、HTTPS通信を復号して解析する仕組みの理解が前提となる設問が多く、CSIRT運営の観点も問われます。

問2 マルウェア感染を契機とした社内システム対策強化

金属加工会社を舞台に、マルウェア感染調査のためのログの抽出条件を自分で組み立てさせる大問です。外部DNSサーバと内部DNSサーバの設定変更、ウイルス対策集中管理ソフトに求める機能、内部LAN・業務LANのサーバ配置の見直しなど、境界防御の基本構成を総点検します。図1の構成要素から機器を選ばせる設問が多く、DMZと内部LANの間の通信の流れを把握できているかが問われます。

午後IIのインシデント問題は登場するログや機器が多いため、演習では「どのログに何が記録されるか」の対応を整理しながら読むのがお勧めです。DNSやプロキシの設定変更は、その目的とセットで覚えましょう。

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出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午後II 問題冊子(IPA 独立行政法人情報処理推進機構)。IPA「過去問題の使用方法」に基づき掲載しています。