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平成25年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午後II 過去問・解説

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ/RISS)令和-5年度春期午後II試験の過去問です。記述式の過去問をWeb上で演習し、入力した答案をAIがその場で採点。模範解答と判定の根拠まで確認できます。

大問1 ソフトウェア開発の全プロセスにおけるセキュリティ確保(美容室予約管理システムHSS)(配点50点)

問1 業務パッケージの開発に関する次の記述を読んで,設問1〜4に答えよ。 U社は,従業員数100名のソフトウェア開発会社で,以前は受託開発を主に行っていたが,数年前から業務パッケージの開発も手がけるようになった。業績を伸ばしている。今回,新たに美容室向けの自社製品として,図1の機能を備えた美容室管理システム(以下,HSSという)を開発することが決まり,M専務が開発責任者になった…

設問

  • 表3中の a に入れる適切な字句を答えよ。
  • 表4中の b , c に入れる適切な字句を解答群の中から選び,記号で答えよ。
  • 表5中の d に入れる適切な字句を30字以内で述べよ。
  • 表5中の e に入れる適切なリスクNo.を一つ答えよ。
  • 表6中の f に入れる適切なリスクNo.を二つ答えよ。
  • 表6中の g に入れる適切な字句を40字以内で述べよ。
  • 表7を完成させるために, h ~ l に入れる適切な字句又は数字を答えよ。
  • 表8を完成させるために, m ~ r に入れる適切な数字を答えよ。
  • 図9を完成させるために, s ~ u に入れる適切な文字列を答えよ。
  • 本文中の下線①の事象をテストにおいて再現させるための方法を60字以内で具体的に述べよ。
  • 今回のような予約管理機能の不具合を未然に防止するためには,データベースを利用したWebアプリケーションの開発における規約が必要である…

大問2 電子ファイルによる技術情報保管のセキュリティ(電子メールアーカイブとディジタル署名)(配点50点)

問2 技術情報の管理に関する次の記述を読んで,設問1〜5に答えよ。 W社は,従業員数3,000名の機械部品メーカである。東京に本社,国内8か所に営業所,関西地区1か所に工場がある。本社には,経営管理部,人事総務部,営業部及び情報システム部があり,営業部は各営業所を統括する。工場には,開発部及び製造部がある。 〔特許取得の推進〕 W社では,国内の特許取得を推進しており,経営管理部,開発部及び製造部は,合同で特許検討会を月1回開催している…

設問

  • 本文中の a ,表2中の b に入れる適切な字句を,それぞれ英字5字以内で答えよ。
  • メール転送時のウイルススキャンを,外部メールサーバではなく内部メールサーバで行う目的を40字以内で述べよ。
  • 表3中の c に入れる適切なサーバ名を,図1の字句を用いて答えよ。
  • 表4中の d に入れる適切なネットワークを,図1中の(a)〜(i)から全て選び,記号で答えよ。
  • X案で,POP3の認証を行わなくてもメールを送信できる状況を55字以内で2つ具体的に述べよ。
  • 本文中の下線①について,ウイルスが検知される可能性がある理由を50字以内で具体的に述べよ。
  • 本文中の下線②について,検索できないメールの例を一つ挙げ,25字以内で具体的に述べよ。また,修正後のメールアドレスの比較方法を40字以内で述べよ。
  • 本文中の下線③について,実現した内容を図1中のサーバ名を含めて50字以内で述べよ。
  • 本文中の下線④について,どのような行為を抑止する効果が期待できるか。その行為を25字以内で述べよ。
  • 本文中の e , f に入れる説明可能なことを,それぞれ30字以内で述べよ。
  • 図4中の下線⑤の手順を,60字以内で具体的に述べよ。
  • 本文中の下線⑤について,確認する手順を40字以内で具体的に述べよ。

この回の出題傾向と学習ポイント

平成25年度春期の午後IIは、美容室向けSaaSの開発全工程を追う問1と、特許に関わる技術情報の電子的な保管を扱う問2の2問構成の選択制です。問1は設計書や表の穴埋め・数値トレースが多く、問2はメールシステムとディジタル署名を軸にした記述中心と、性格の異なる2問から選ぶ回です。

問1 ソフトウェア開発の全プロセスにおけるセキュリティ確保(美容室予約管理システムHSS)

美容室管理システムHSSの要件定義からテストまでを通しで追う大問です。前半はリスクアセスメント表とセキュリティ仕様の穴埋め、後半は予約管理機能の不具合を題材に、表の数値を埋めるトレース問題、修正コードの文字列補完、不具合をテストで再現する方法(60字)、開発規約(80字)まで問われます。データベース更新処理の整合性を考える、手を動かすタイプの問題です。

問2 電子ファイルによる技術情報保管のセキュリティ(電子メールアーカイブとディジタル署名)

特許の先使用権の確保を背景に、検討会文書や技術情報を電子的に保管する仕組みを設計する大問です。メールサーバ構成やウイルススキャンの目的、送信利用者認証の抜け道、メールアーカイブで検索できないメールの例といった運用面に加え、終盤はディジタル署名で説明可能になる内容や検証の手順を30〜60字で記述させます。メールシステムの基礎と署名による証明の考え方を併せて確認しておきましょう。

問1は開発経験、問2はインフラ・暗号の知識と、求められる素養が分かれます。どちらも図表の数が多いので、演習では設問が参照する図表に印を付けながら読み進めると、解答根拠を素早く特定できます。

この問題を解いて、記述答案をAIで採点する →

出典:平成25年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午後II 問題冊子(IPA 独立行政法人情報処理推進機構)。IPA「過去問題の使用方法」に基づき掲載しています。